こんにちは、リンドールです。
突然ですが、みなさんのまわりにものすごく肌のきれいな40代っていませんか?
肌がきれいだと、若く見えるし、美人度もマシマシになるし、正直かなり羨ましいですよね。
「どうすればあんな肌になれるんだろう?」
そう思ってもなかなか本人には聞けなかったり、
聞いても具体的な対策は教えてもらえなかったり。
本記事では、どうすればものすごく肌のきれいな40代なれるのか、という疑問にお答えします。
この記事で紹介すること
- 目標の具体化:「きれいな肌」の定義の確認
- 現状の把握:40代の肌の状態
- 用意するもの:クレンジング(泡立たないもの)は必須です。角質ケアができるクレンジングオイルがあるとベター。ほかは今ある化粧品で十分です。
- 1st Step:肌をほぐす+保湿
- 2nd Step:たるみ対策+顔トレ
- 3rd Step:毎日継続できる仕組み作り
この記事は、
「あんな肌になりたいけど、肌質って持って生まれたものだよね」
「高級な化粧品を使ったりエステに通うほど、美容に時間とお金はかけられない」
という方に向けて書いています。
この記事を読んでいただけると、
- 「きれいな肌」とはどんな肌なのか
- 今の自分の肌は何が足りないか
- 今持っている化粧品で良いのか
こういうことが具体的にわかるようになると思います。
ではさっそく、説明しますね。
そもそも肌がきれいとはどんな状態?

百貨店でBAをやっていた頃、お客様によく「色が白くてきれいな肌ね」というお言葉をかけていただきました。
特に年齢が上がるほど肌の色の白さを美しさの指標にされる方が多い印象です。
ただ、色が白ければきれいで、地黒だと肌はきれいじゃない、とは言えません。
その理由は、肌のトーンそのものより、肌の色が均一であることや、肌にツヤがあるといったことのほうが美肌の印象に直結しているからです。
(実際、ニキビがあったりカサカサしているときは一度も「肌が白い」と褒められたことがありませんでした。)
40代の肌の状態

理想の肌についてご理解いただけたかと思います。 では実際に40代の肌では何が起こっているのでしょうか?
それは
- 「肌の生まれ変わり(ターンオーバー)サイクルの遅れ」と、
- 「肌弾力、代謝、筋力の低下」です。
では1つずつ説明します。
- 肌のターンオーバーのサイクルが遅れ、負の連鎖を引き起こす。
肌の奥で肌細胞が生まれてから肌の表面で垢として排出されるまでのサイクルが、20代では28日周期だったのが40代では40日以上かかると言われています。
つまり40代の多くはターンオーバーサイクルが遅くなり、角質肥厚の状態です。
- 角質肥厚とは、本来は垢として排出されるべき角質が剥がれ落ちずに肌の表面に滞留している状態で、見た目の透明感が失われくすみの原因に。
- さわると肌が硬く、ごわついた感触になり毛穴が目立つ原因に。
- 肌がごわついていると、スキンケアの浸透が悪くなり乾燥や吹き出物の原因に。
- 日焼けによる発生したメラニンは、サイクルが遅れることで排出されずに肌内部に残りシミやくすみの原因に。
- 肌弾力、代謝、筋力の低下がたるみ・しわを引き起こす。
- コラーゲンやエラスチンが紫外線によって壊さたり、加齢とともに生成そのものが減少することで肌の弾力が低下。
- 代謝が落ちることで顔にも皮下脂肪がつきやすくなり、重力の影響でたるみの原因に。
- 筋力が低下し、皮膚や皮下脂肪を支えられられなくなるとシワの原因に。
- ターンオーバーの乱れ:くすみ、ごわつき、毛穴、乾燥、シミを引き起こす
- 肌弾力・代謝・筋力の低下:たるみ、シワを引き起こす
40代の肌へのアプローチ

肌がきれいになる具体的なスキンケア方法を説明します。
ステップ1 肌ほぐし+保湿
ターンオーバーを正常化するためには、いらない角質を取り除く必要があります。
肌表面が本当にゴワゴワになってしまった方は、皮膚科でピーリングをするのも一つです。
手っ取り早くツルンとした肌表面に戻すことができます。
ただしピーリングは刺激が強いので、怖いと思う方が大半ではないでしょうか?
安心してください。今使っている化粧品でも角質ケアはできます。
まずはクレンジングと洗顔を丁寧に行い、その後しっかりと保湿をする、これだけです。
そんなの「今でもしてるよ」、と思いますよね。
肌効果を高めるスキンケアには少しコツがありますので詳しく説明していきます。
- クレンジング
「どんなクレンジングがいいですか?」という質問をよくいただきます。
結論、オイルクレンジングをおすすめします。
「乾燥するから苦手」
「洗い上がりがつっぱる」
「肌に負担じゃないの?」
などなど、オイルクレンジングに対するネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
でも、角質肥厚の状態の肌をほぐしていくのにはオイルクレンジングが最適です。
理由その1:
最近はメイクを落とすだけでなく、角質ケアができる商品もあり、そういyオイルクレンジングはかなり優秀だからです。
お休みの日などメイクをしなかった日でもオイルクレンジングをすると肌がほぐれます。
理由その2:
ミルクやジェルなどの水分を多く含むクレンジングは、角質が乾燥している状態で使うと肌に水分が吸い込まれ、滑りが悪くなりメイク汚れが落ちにくくなり、
落とそうとこすってしまう原因になるからです。
肌をこすると角質層がますます硬くごわついてしまうのでNGです。
かかとなど、常に何かと接触し摩擦が生じているような部分は角質がとても硬いですよね?
こすりそうになったらかかとをぜひ思い出してください。
この2つの理由から、オイルが苦手な方も今は緊急事態だと思って、ゴワゴワが解消されるまでの間だけでも試してみてください。
もしどうしてもオイルは抵抗があったり、買いに行く時間がない方は、普段お使いのクレンジングで代用をしてください。
ただ、繰り返しますが、角質ケア効果のあるクレンジングオイルに比べると効果は落ちてしまいますので、
百貨店へ行ってサンプルをもらうなどしてトライしていただけると良いかと思います。
肌のほぐし方
- クレンジング
- メイクを落とすというより、肌をほぐすイメージで、ふつう使う量の倍くらいたっぷりとオイルを手にとって、時間をかけてゆっくりゴワゴワが気になるところを中心にマッサージしてください。
- 濡れた手で使える商品も多いですが、角質ケアをする際は 手と顔は乾いていたほうが高い効果を実感できます。
- 3−4分マッサージをしていると、ポロポロ垢のようなものが出てくることがあります。
- その場合は角質ほぐしがうまく行っていると思ってポロポロが出なくなるまでマッサージを続けてください。
*スクラブのように強くこすったりしないよう注意してくださいね。 - 手の滑りが悪いと感じたら、さらにオイルを足してくるくると優しくマッサージを。
- その後はよくすすいでください。
- 洗顔
- クレンジングのあとはたっぷりの泡で洗顔をします。 酵素系の洗顔だとより角質ケアができますね。
- 鼻や頬のゴワつきや毛穴が気になるときは、泡をすぐ流さずにパックのように 1−2分おいてから流すと、さらに洗い上がりの肌がピカピカになります。
- 保湿
- 洗顔後はつっぱり感があると思いますので、たっぷりと化粧水をつけ、できればローションパックをしてください(10分間ほど)。 パックをする時間がなければ、2−3回丁寧に化粧水を重ね付けしてください。
- その後はいつものスキンケアをしていただき、最後にかならず乳液やクリームをたっぷり塗るようにしてください。
クレンジング、洗顔で余分な角質が落ちて肌が少しほぐれているので、いつものスキンケアの肌なじみが違うと思います。
数日間続けるとみるみる肌に透明感とツヤが出てきます。
ステップ2 たるみ対策+顔トレ
ここからはさらにたるみを改善していく方法をご紹介します。
ステップ1だけでくすみや乾燥、小ジワはかなり改善されると思います。
たるみ対策
- 肌弾力をアップするにはまず紫外線を遮断し、肌弾力のかなめのコラーゲン、エラスチンを減らさないようにしましょう。
- ハリをアップさせてくれる化粧品を使う場合は、紫外線対策をした上でプラスしましょう。
- コラーゲンを多く含む食事など内側からもサポートしましょう。
- 顔のセルライトが増加を防ぐには、かっさや美顔ローラーでリンパの流れに沿ってマッサージしましょう。
かっさや美顔ローラーがない方は、れんげでかっさの代用ができます。ぜひググってみてください。 - この他にもダイエットと同じく糖質・脂質を取りすぎず、適度な運動が有効です。
顔トレ
- 顔ヨガや、美容グッズで顔の表情筋を鍛えましょう。 顔ヨガは何も使わず自分の顔の筋肉を動かすだけなので今すぐ始められ、スキンケアのついでに済ませられるのでおすすめです。
- 美容器具は通販で代替1万円前後でたくさんありますが、何を使うかよりも毎日継続することが大切なので、まずは顔ヨガを初めてみることをおすすめします。
40代できれいな肌を手に入れるためにすべきこと

- 余分な角質をほぐして、取り除く。
- しっかり保湿
- 1年中紫外線対策をとる
- かっさや美顔ローラーでセルライト対策
- 顔ヨガで筋力アップ
- コラーゲンを食べ物などからも摂取しつつ、糖質・脂質は控えめに
美肌もダイエットなどと同じで、これさえやったら一生安泰という方法はありません。
毎日肌の細胞は生まれて排出されて行くし、自分の体も変化していくので1回やったらもう大丈夫、ということは不可能だからです。
ここまで読んで、結局毎日の積み重ねが必要だと言うことに気づきがっかりした方もいるかも知れません。
じゃあ、どうするか。毎日続けられる仕組みを作ることが美肌への近道です。
次に、継続できる仕組みのつくり方について説明していきます。
習慣化:継続するための仕組みを作る

よく「意志が弱いから続けられない」と言いますが、意志の強さに個人差はあるのでしょうか?
アメリカのとある大学の研究で、人間の行動の約半分(45%)は習慣だとわかっています。
習慣化することで何も考えずに行動でき、脳の省エネになるから、人間は習慣化された行動を取りたくなるんだそう。
ただ、人間の脳は急激な変化を好まないので、納得の得られる見返りが無い限りは変化へ抵抗します。
新しい習慣を始めるということは、すでに習慣化された行動を続けようとする自分の脳との戦いです。
今日ご紹介した美肌メソッドは、効果(見返り)を実感しやすいので継続はしやすいと思いますが、習慣化するためには今ある習慣にのっかってしまうのが効率的です。
例えば、
*クレンジングオイルのボトルに肌ほぐしのポイントを書いた下記のような付箋を貼る
- 顔と手は濡らさない
- たっぷりの量を使う
- 3−4分マッサージ
- こすらない
そもそも付箋が貼ってあると濡れないように手を拭きますよね。
この他にも、
*かっさや美顔ローラーをスキンケアと一緒においておく。
美容器具は買ったはいいものの使うのを忘れてしまい、そのうち存在も忘れてしまうので、とにかく一緒に使うものとセットとして取り扱うことをおすすめします。
こんな感じですこしずつ習慣化できたら、
あなたもつるんとツヤツヤで、しなやかでハリのある肌を手に入れ、
「肌きれいだね、どんなことしてるの?」とたずねられる側になることができます。
メイクアップでさらなる美肌を叶えたい方は、こちらもご覧ください。
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